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小川紀美代(バンドネオン) 小川紀美代ウェブサイト(外部リンク)
バンドネオンの音色に魅せられて、ほぼ独学で奏法を学び始め2001年単身ブエノスアイレスに渡る。03年アルゼンチン最大の音楽祭「コスキンフェスティバル」に日本代表として出演。10年には在ボリビア日本国大使館主催、在外公館文化事業コンサートでも好評を博す。07年からは韓国、香港、マレーシア等のアートフェスティバルに招聘される等、アルゼンチンタンゴに限らず演劇やダンス、現代美術等とのコラボレーションに積極的に取り組む。ライフワークとしているバンドネオンソロは、ヨーロッパでも高い評価を受ける。17年「コスキンフェスティバル」に再び日本代表として出演。ブエノスアイレスでのコンサートでは現地ミュージシャンや日系移民の歓迎を受ける。18年2月ブエノスアイレスにて伝説のバンドネオン奏者アニバル・トロイロが実際に使用した愛器(アルゼンチン国立タンゴ博物館所蔵)でレコーディング、7月にCD“solaen Buenos Aires , yo estoy aqui 〜アニバル・トロイロに捧ぐ”をリリース。10月にはそのバンドネオンでの日本ツアーを企画、開催。20年3月全曲オリジナルのCD“Infinity”をリリース。21年文化的活動が開始され始めたフランスに招聘され、パリにてギャラリーコンサート、オンライン配信コンサートに参加。南仏カステルナウを拠点とする Mezcal Jazz Unitと2箇所のコンサートを実現した。またバンドネオンオーケストラ「蛇腹隊」を主宰するなど、後進の育成にも力を注ぐ。 |